ファッションアイテムとしてのブランクキー
鍵といえば無機質な銀色の金属というイメージが強いですが、近年ではブランクキーそのものをファッションアイテムとして楽しむ文化が広まっており、鍵屋さんの店頭には色とりどりの「ファッションキー」や「アートキー」と呼ばれるブランクキーが並ぶようになっています。これらのブランクキーは、持ち手部分(ヘッド)に様々な装飾が施されているのが特徴で、例えばクローバーやハート型にカットされたもの、ラメが入った樹脂でコーティングされたもの、人気アニメのキャラクターやブランドロゴがプリントされたものなど、見ているだけで楽しくなるようなデザインが豊富に揃っています。また、実用性を兼ね備えたものとして、暗い場所で鍵穴を照らせるLEDライト付きのブランクキーや、静電気除去機能が付いたもの、さらには栓抜きとして使えるユニークな形状のものまであり、自分のライフスタイルや好みに合わせて選ぶことができます。こうしたファッション性の高いブランクキーで合鍵を作ることには、単におしゃれを楽しむだけでなく、防犯上のメリットもあり、例えば自宅の鍵、実家の鍵、会社の鍵などを色や柄で色分けすることで、鍵束の中から瞬時に目的の鍵を見つけ出すことができるようになり、玄関前でのモタつきを解消することができます。さらに、子供に持たせる鍵として可愛いキャラクターのブランクキーを選べば、子供が鍵を大切に扱うようになり、紛失防止にもつながるという効果も期待できます。ブランクキーは削る前はただの素材ですが、そこに自分の好きなデザインを取り入れることで、毎日使う道具への愛着が生まれ、何気ない日常の動作が少しだけ華やかになる、そんな小さな幸せを運んでくれるアイテムでもあるのです。