最近ではAmazonや楽天市場などのネット通販サイトでも多種多様なブランクキーが販売されており、個人でも簡単に手に入れられるようになりましたが、これを上手に活用することで合鍵作成のコストを抑えたり、自分好みの鍵を手に入れたりすることが可能です。ネットでブランクキーを購入する最大のメリットは、その種類の豊富さと価格の安さにあり、近所の鍵屋さんには置いていないような珍しいデザインの鍵や、古い車やバイクの廃盤になりかけた鍵、あるいは海外製の特殊な鍵のブランクキーなども見つかることがあり、DIY好きや旧車愛好家にとっては宝の山と言えるでしょう。また、車のキーレスエントリーのボタン部分が壊れてしまった場合、ディーラーで新品を注文すると数万円かかるところを、ネットで数百円から千円程度の「リモコンケース付きブランクキー」を購入し、中身の基盤だけを移植して鍵山を削ってもらえば、驚くほど安く修理(リフレッシュ)できるという裏技的な活用法も人気です。しかし、ここで注意しなければならないのは、ネットで買ったブランクキーを鍵屋さんに持ち込んでも、「持ち込みはお断り」とされるケースが非常に多いという現実です。その理由は、持ち込まれたブランクキーの材質が粗悪(硬すぎて刃が欠ける、または柔らかすぎて折れる)である可能性があり、加工中に失敗したり機械を壊したりするリスクがあるため、多くの鍵屋さんは自店で用意した品質保証のあるブランクキー以外は削りたがらないのです。したがって、ネットでブランクキーを購入する際は、事前に持ち込み加工に対応してくれる鍵屋さんを探しておくか、あるいはホームセンターなどの合鍵コーナーで「失敗しても保証なし」という条件で交渉する必要があることを覚悟しておかなければなりません。それでも、お気に入りのキャラクターの鍵や、高級感のあるメタルヘッドの鍵など、こだわりの一本を作りたい人にとっては、ネットでのブランクキー探しは魅力的な選択肢であり、事前のリサーチさえしっかり行えば、賢く楽しい鍵ライフを送ることができるでしょう。
ネットで買えるブランクキーの活用法と注意点